伊藤左千夫「野菊の墓」の舞台にもなった「矢切の渡し」。
2021年8月22日(日)の午後、環七を走ってのプチツーリングで千葉県側に訪問。
駐車場はけっこう混んでいて「こんなに人気があるんだぁ〜」と思いながら、オートバイを停めて、江戸川の土手を登ると…たくさんの人だかり。河川敷に降りないと、渡し船には乗れないのに、何故ここに?!
すると、何人かの人が「あっ、来た来た!」と彼らが指さす方を見ると…空自のブルーインパルスが東京2020パラリンピック開会式の予行練習で、都内の中心部を飛行しているのが見えた。
みんな「矢切の渡し」ではなく、見晴らしの良い江戸川土手からブルーインパルスを見に来ていただけだった(^_^;)
土手を降り船着場に行くと、土手の上とは違い、コチラは閑古鳥が鳴いていた(^_^;)
あまりにも淋しげで舟に乗る気になれなかったので、撮影だけさせてもらった。
江戸時代から続く渡し船「矢切の渡し」は、今や手漕ぎではなくモーターボートだった。ただし、船の形は渡し船っぽかったので、少し安心。