まずはオートバイでの走りを楽しむ…それが奥多摩路の醍醐味の1つ。

青梅街道を西に進み、福生や青梅を通過。延々と多摩川沿いを走り続ける…。

いくつもの山が重なり合う山あいの道を走り続け、JR青梅線の終点「奥多摩駅」を過ぎたあたりから日原街道に入る。そこは、奥多摩町の中心部。

JR青梅線 奥多摩駅

だが、道幅がホント狭いので反対車線にはみ出さないよう適時スピードを調節。

チョコマカと走り、集落を突き抜け、多摩川の支流である日原川沿いの細道を北に進んでいくと…左側に稲村岩が見えてくる。この稲村岩は鷹ノ巣山への登山口の1つだが、転落死亡事故も起きているという難所だそう。見るからに急な岩山は、ロッククライミングが出来そうなくらい急だ!(もちろん登山客は、この山の下から登る訳ではなく、多少緩やかなもっと手前の登山口から登る。)

じきに鍾乳洞の売店着。もう少し奥に専用の無料駐車場がある。

日原燕岩洞門(駐車場はこの先にある)

日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)に到着!さっそく入場券を買って洞窟を探検(笑)

日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)は約1,200年前に発見されたと言い伝わる。江戸時代には観光名所として人々が訪れたそう。昔は松明(たいまつ)の照明だったため、白い岩が黒くなっている。

昭和30年代に新しい洞窟がみつかり、現在に至る。約800メートルのコースは30~40分程度で周遊出来るので、老若男女問わず気軽に見学できる。

日原鍾乳洞

橋を渡って入口を入ると…寒っ!真夏に来ると丁度良いかも?!

暗いよ、狭いよ、低いよ〜(笑)

特に天井が低い(^_^;)

ポタポタと水滴が垂れてきて、狭さで壁に接触しやすいので、白い服装は避けた方がよいかも。靴もスニーカーがベター。鉄製の階段なんかは滑りやすいので!

日原鍾乳洞 仏像日原鍾乳洞 イルミネーション
東京都にある大鍾乳洞

見る岩見る岩の全部が仏像に見えてしまうのは私だけ?でも神秘的だ。

大広間のライトアップは幻想的でキレイ♫

鉄琴のような音を奏でる岩があったり…明治時代の見学者に折られた残念な氷柱跡があったり…観光地としての歴史の古さをも感じる。これが東京にある鍾乳洞なんだぁ…けっこうデカいなぁ。

そう言えば、約半世紀前…仮面ライダー1号の時のロケで、この鍾乳洞が使われていたような気がする。確か…人間を石にしてしまう改造人間だったような…。

さて、アップダウンの洞窟内で、しっかりと足腰を鍛えて再び地上に。太陽の光を全身に浴びながら、今度は奥多摩湖へ。湖を軽く見学したのちに帰路に就いたのだが、行列が出来ている蕎麦屋を見かけて、入ってみることに。

奥多摩 青梅 そば屋
手打ちそば

15分位待っての入店。せっかくの山のお蕎麦屋さんということで、山菜がいっぱいの「」を注文。手打ち蕎麦は喉越しが違うよね。

山の中のお蕎麦屋さんは、やっば旨い!蕎麦湯を飲み干し、ホッとしたところで…店の裏にある多摩川の河原に下りてみた。

鮎とか岩魚とかかな…釣り人が思い思いのスタイルで楽しんでいる。多摩川の上流は水も澄んでいて、流れの音を聴きながら眺めていると心が安らぐ…。水の流れる音は素敵だ。

多摩川 上流
多摩川 上流

しばし川の流れに癒された後、帰路に就く。

今回も充実した旅だった。愛馬ドラッグスターの調子も上々。次は何を見に、どこへ行こうか…考えるだけでも楽しい。オートバイって本当に素晴らしい生き物だ。

日原鍾乳洞へのツーリングレポート動画はコチラ↓↓↓

日原鍾乳洞(奥多摩町)

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